GLA 試乗レビュー

GLA後期型「220」に試乗する。前期型とは別次元の車に

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2017年1月のデトロイトモーターショーで後期モデルを公開したコンパクトSUVの「GLA

前期モデルも「マリオ」でのCMを行い認知度も高く、SUVというジャンルでありながら、日常で扱いやすいボディーサイズが幅広いユーザーから支持を得ていた。

今回のGLAの変更点は以下の4点。

  • よりSUVらしさを強調したデザイン
  • 価格を抑えた四輪駆動(GLA 220 4MATIC)の追加
  • さらに日本の取り回しやすさに気配りした全高
  • 快適性が増したインテリア

ラインナップについては前期型にあった「ノーマル」「スポーツ」「オフロード」の車高設定を廃止。

モデルは4種類にし、車高は「オフロード」の150mmに統一している。※GLA45は140mm。

  • GLA180 【1.6L 122ps 200N・m】 398万円
  • GLA220 4MATIC 【2.0L 184ps 300N・m 】449万円
  • GLA250 4MATIC 【2.0L 211ps 350N・m】 513万円
  • Mercedes-AMG GLA45 4MATIC 【381ps 475N・m 】792万円

新たなラインナップとしてGLA220 4MATICが登場。

今までGLA250からの設定だった4MATICがGLA220にからの設定となり、手が届きやすい価格帯に出現することになった。

メルセデスは4MATICを安全への手段として捉えていて、GLA220を中心としたラインナップに。GLA250 4MATICは受注生産となっている。

今回は注目度の高いGLA220 4MATICを主軸に、前期型の違いや走りの特徴についてインプレッションする。

 

後期型GLAのスタイル

GLA250 4MATICフロントグリル

一目見るなり、スタイルの存在感は以前にも増して力強くなっている。

全車ヘッドライトはフルLED。フォグランプはよりボディーの外側に配置され力強さとワイド感を増した。

フロントグリルには上級SUVモデルのGLSを彷彿とさせるパンチドタイプ。

ブレーキは赤白赤の3層デザイン。水平基調のブレーキランプでリアエンドにワイド感と上質感をアップさせている。

また、Eクラスに採用されている「クリスタルルック」を使用し、無数のダイヤモンドに反射しているような美しい光を放つ。

室内に関しては、大きな違いは無いが、シートを選べるようになった。

今までは一体型のスポーツシートで、SUVのイメージとアンマッチしているとの声もあったが、後期型はヘッドレスト分離式のシートも採用。

全車にシートヒーターが備わっている。

他の競合車同様、コックピット周りには樹脂を多用しているが、スイッチ類などの各部にシルバークロムがあしらわれているためか、プラスチッキーで安っぽい印象は全くない。

Mercedes-Benz GLA 220 4MATIC, canyon beige, Interior

 

GLA 220 4MATIC 試乗

Mercedes-Benz GLA 220d 4MATIC, canyon beige ※欧州車仕様

それでは試乗に移る。

今回は「一般道」「2車線の国道」「高速」で試乗を行った。

操作方法に変わりはなくDにシフトチェンジし試乗開始。

まず最初の印象は前期型GLAとは全く異なる。

「静粛性」「出だしの良さ」「乗り心地」「ハンドリング」の4点が前期のソレとは格段に良くなっているからだ。

静粛性と乗り心地については前期型で採用していたランフラットを廃止。ロードノイズや突き上げがとてもマイルドになっている。

しかし、ランフラットだけではそこまで静粛性と乗り味が向上するはずがなく(前期型のランフラットをノーマルに変えたGLAに乗ったがここまで変わらず)、足回りの改良が加えられていると考えられる。

出だしの良さに関しても大きな変化を感じることができた。

メルセデス・ベンツのアクセルは全体的に「出だしが緩い」い設定になっているが、特にDCTトランスミッションを搭載したNGCC(Aクラス、Bクラス、CLA、GLA)はその印象が強く感じた方が多いのではないだろうか。

アウディーのDCTと比べると「ずいぶんアクセルを踏み込まないと・・・」と感じたり、180シリーズではのんびりアクセルを踏んでいると軽自動車にスタートを抜かれることもあった。

後期型ではプログラムユニットに改良が行われており、出だしのレスポンスが格段に向上している。

これにより、まるで220の184馬力とは思えないほどパワフルな走りを見せてくれる。これはGLA180でも同様だ。

このプログラムユニット改良の判別は走行モード選択で確認することができる。

「E(エコ)→S(スポーツ)→M(マニュアル)」しかないNGCCにしか試乗していない方は、最新のダイナミックセレクト「C(コンフォート)→E(エコ)→S(スポーツ)→I(インディビデュアル)」が搭載されているNGCCにぜひ乗ってみてほしい。

ダイナミックセレクト続きで話をすると今回の「GLA220 4MATIC」と「GLA250 4MATIC」には専用の「オフロードモード」が搭載されている。

実際に試してみると、出だしのトルクが抑えられており、雪道や悪路で大活躍しそうだ。

車の挙動は車高を上げたにも関わらず、思いの通りしっかり走ってくれる。

決してスポーツカーのようにキビキビ感が有る走りではないが、SUV特有の揺れ戻しといったものはなく、走行時にハンドルを切るとグッと沈むように鮮やかにレーンチェンジをしてくれる。

 

GLA220 4MATICの実燃費(参考)

実際に走った燃費は以下の通り。

  • 一般道   8.7km/L
  • 2車線の国道 12.1km/L
  • 高速道路  14.4km/L

メルセデス・ベンツの各車種はそれぞれ学習機能を持っている。

運転者の運転の特性に合わせて効率性を高めるため、実際の使用では試乗車以上の燃費が出る可能性が有る。

 

GLA220 4MATICの総評

筆者はメルセデスのGLAを高く評価している。これは、車としての完成度と他の競合車と比べてGLAの商品力が上回るからだ。

GLA 220 4MATICの449万円は絶妙な値段で、他のメーカーではBMWのX1、アウディーのQ3、レクサスNXなど様々な競合車種が存在する。

X1、Q3は発売から年月が経過している為、不利になるが、ジャーマンスリーの中だとGLAが最もおすすめできる。

静粛性や装備がGLAに分があり、内装の繊細な質感もGLAが最も優れている。

そもそもGLAはメルセデス・ベンツのNGCCシリーズの中で最も最後にマイナーチェンジしている。つまりNGCCの最終型なのだ。

これにより、他のA、B、CLAクラスからの技術提供や開発期間の長さから、とても完成度の高い1台に仕上がっている。

前期型で検討を中断していた方も、今から検討される方も、ぜひGLAを検討してみてほしい。

 

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