
Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+, selenite grey;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+, selenite grey; Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé, designo diamond white bright;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé Edition 1;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*
メルセデス・ベンツはMercedes-AMG『GLC63 4MATIC+』と『GLC63 4MATIC+クーペ』を発表した。
SUVに高性能エンジンを組み合わせることで、まったく新しいセグメントを切り開くことになる。
GLC及びGLCクーペはすでにGLC200、GLC220d、GLC250とMercedes-AMG GLC43が発表、発売されているが、今回のGLC63はその頂点に立つトップパフォーマンスモデルである。
2017年では最速セダンとなる『Mercedes-AMG E63S 4MATIC+』が公開されたが、このGLC63は最速SUVとなるべくモンスターエンジンとAMGの技術で武装を図っている。
ここではそのスペックと販売時期、販売価格をご紹介する。
Mercedes-AMG GLC63のエクステリア

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé Edition 1;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*
Mercedes-AMG GLC63のエクステリアの特徴は、表現豊かなフロントエンドである。
新しいGLC 63 4MATIC+にはAMG GT-RやGTのレースでも使用されているパナメリカーナグリルを装着し、一目でAMGパフォーマンス車両の一員であることが分かる。
細かいメッシュのグリルを使用しないことにより、他のGLCモデルと更なる差別化を図るとともに、冷却性能を向上させている。
Mercedes-AMG GLC63のインテリア

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé Edition 1;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+, interior: leather Nappa black ;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*
GLC63のインテリアは、ドライビングダイナミクスに焦点を当て開発された。
人間工学に基づいたスポーツシートを標準装備し、横方向のGにも体を支えてくれる。
また、AMGだけに搭載されている「エグゾーストシステムの切り替え」や「マニュアルミッションの切り替え」など、コックピットにはAMG専用のボタンが多数装着されている。
Mercedes-AMG GLC63のスペック

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé, AMG 4,0-liter-V8-biturbo engine ;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*
AMG GLC 63 4MATIC+ | AMG GLC 63 S 4MATIC+ | |
エンジン | 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン | 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン |
排気量 | 3,982cc | 3,982cc |
出力 | 350 kW (476 hp) 5500-6250 rpm |
375 kW (510 hp) at 5500-6250 rpm |
トルク | 650 Nm 1750-4500 rpm | 700 Nm 1750-4500 rpm |
トランスミッション | AMG SPEEDSHIFT MCT 9-speed sports transmission | AMG SPEEDSHIFT MCT 9-speed sports transmission |
0-100 km/h加速 | 4.0秒 | 3.8秒 |
最大速度 | 250km/h | 250km/h |
AMG GLC 63 4MATIC+ クーペ | AMG GLC 63 S 4MATIC+ クーペ | |
エンジン | 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン | 4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン |
排気量 | 3,982cc | 3,982cc |
出力 | 350 kW (476 hp) 5500-6250 rpm |
375 kW (510 hp) at 5500-6250 rpm |
トルク | 650 Nm 1750-4500 rpm | 700 Nm 1750-4500 rpm |
トランスミッション | AMG SPEEDSHIFT MCT 9-speed sports transmission | AMG SPEEDSHIFT MCT 9-speed sports transmission |
0-100 km/h加速 | 4.0秒 | 3.8秒 |
最大速度 | 250km/h | 250km/h |
高出力V8エンジンを搭載した新型ミッドサイズパフォーマンスカー

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé, designo diamond white bright;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*
GLCのSUVとクーペにはそれぞれ「ベーシックモデル」と「Sモデル」の2種類が用意されている。
いずれもメルセデスのスポーツカー『AMG GT』に搭載されている『4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン』は476hp(350kW)または510hp(375kW)を出力する。
ミッドサイズSUVにV8エンジンを搭載しているのはMercedes-AMG GLC 63だけである。
AMG GLC 63 S 4MATIC+では、0-100 km/h加速はわずか3.8秒で、最高速度は250km/h(リミッター)にも及ぶ。
SUVでは世界屈指のハイパフォーマンスカーが誕生した。
4.0リッターV8直噴ツインターボエンジン

One man, one engine philosophy: The AMG performance-units are assembled by one fitter by hand;
4.0リッターV8ツインターボエンジンは、すでに多数のAMGパフォーマンスカーに搭載されている。
AMG GTスポーツカーにも搭載されているこのエンジンの特徴は、2つのターボチャージャーがシリンダーバンクの外側ではなく、シリンダ「V」の内側に配置されていることである。
この設計の主な利点は、コンパクトなエンジン構造、最適なレスポンス、優秀な低排出ガスエンジンであることである。
このエンジンも他のAMGエンジンと同様、アファルターバッハのAMGエンジン工場にて「ワンマン、ワンエンジン(1人で1つのエンジンを組み立てる)」の原則のもと、エンジンを作り上げている。
AMGパフォーマンス4MATIC +可変全輪駆動
先に発表されたMercedes-AMG E63に初めて搭載された(4MATIC +)
GLCもAMG Performance 4MATIC +全輪駆動装置を搭載している。
フロントアクスルとリアアクスルの可変トルク配分により、物理的限界まで最適なトラクションを保証するという。
路面がドライでも、ウェットでも、雪道でも、高い安定性のもとに走ることが出来る。
また、ダイナミックなスポーツ走行においても、運転者の入力と運転状況に従って最良のトルク配分を計算、配分する。
横方向のダイナムクスに加えて、強力な加速を実現している。
Mercedes-AMG GLC 63 4MATIC+の販売時期と予想価格は?
GLC 63の販売時期
本国では2017年9月から発売される。
日本での発売は2018年中旬の予定である。
GLC 63シリーズの予想価格は?
現在発売されているGLCとCクラスを比較すると、予想価格は下記の通りである。
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まとめ

Mercedes-AMG GLC 63 S 4MATIC+ Coupé, designo diamond white bright ;Fuel consumption combined: 10.7 l/100 km; combined CO2 emissions: 244 g/km*
GLC63 4MATIC+とても特殊な乗り物である。
SUVを非常にスポーティーでダイナミックにする事は容易でなかったとダイムラーは語る。
それもそのはず、ミッドサイズSUVにV8エンジンを搭載しているのはMercedes-AMG GLC 63だけである。
世界的に見てもトレンドなSUVにミドルサイズのハイスペックを出すことは、ポルシェ『マカン』の人気ぶりを見る限りメルセデス及びAMGが力を入れて開発した車であることは間違いない。
- ポルシェ『マカン ターボ パフォーマンス』【324 kW (440 PS) / 6,000 rpm 0-100km/h 4.4秒】
- Mercedes-AMG『GLC 63 S 4MATIC+』 【375 kW (510 hp) /5500-6250 rpm 0-100km/h 3.8秒】
マカンに宣戦布告するかのごとく登場したMercedes-AMG GLC 63。
その魅力あふれるパフォーマンスに、日本での発表発売も大きく期待したい。